先日、「化粧品を使う男性が増えています:(あまり知られていない化粧品の秘密)」という記事で、
「化粧品なんて所詮、肌よりも自尊心に働きかける商品だ」という内容を書いたのですが、
男性向け化粧品の素晴らしいマーケティング事例を見つけたので紹介します。
かの通販化粧品大手のORBIS(オルビス)が立ち上げた、男性向けブランドgarra。
ここのバズコンテンツ「仕立てのいい男には、技がある」が面白い。
「スキンケア=男の仕立て」、と捉えるプレゼンです。
「仕立て」という言葉には、「職人技」「精密さ」など、男の好きそうな要素への連想があります。
例えばムービーで「靴の磨き方」をカッコ良く見せてみたり、、
プロのアイロンがけを見せてみたり。。
アングルも変えて見ることができます。
見事に「男の自尊心」をくすぐる内容です。
「スキンケアをする人=身だしなみに関心を払う、仕立ての良い男」
というブランドイメージの浸透となるでしょうか。
そして、仮にそのブランドイメージが浸透したとして、プロダクトのイメージと結びつくでしょうか。
現状では、「仕立て」と「シンプルさ」という連想がやや弱いような気がしますね。
さまざまな要素の結びつきの結果、「だから男の肌にこれが必要だ」と思わせなければなりません。
まぁともかく、男性向け化粧品市場はまだこれからの分野ですから、
がんばって欲しいですね。
(僕自身は、このブランドは機会があれば使ってみたいというぐらいかな)
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