なにかとお騒がせなタイですが、事態収拾のようです。
やはり国王は重要ですね。
今回も国王の誕生日前に、裁判所が現政権与党に解党を命じ、
反政府派(市民連合=黄色いTシャツ)がスワンナプーム国際空港の占拠をやめました。
タイって「国王の誕生日にはごちゃごちゃするなよ」っていう空気があるみたいですね。
そして国王には基本的に誰も逆らわないようです。
基本的に2年前から続いていた「前首相タクシン派VS反タクシン派」の戦いが、
今回で終わったということでしょう。
旅行者としては、これでしばらくは政治が安定してくれると良いのですが。
なにはともあれ、スワンナプーム国際空港でも今月15日には旅客機が再開、
貨物はすでに再開済み、ということですので、ホット一安心ですね。
しかし今回の件で、「タイ=情勢不安定=危険=旅行先候補から外す」
というイメージが出来上がってしまったような気がします。
いわゆるゴールデンタイムに各局メディアがバンバン取り上げてましたからね。
もし、同じだけの時間枠をタイ観光庁がCMとして買ったなら数百億円は必要ですね。
世界中のメディアを考えると、もっとでしょうか。それだけのネガティブキャンペーンでした。
もう、このダメージを回復するには、訪れる旅行者ひとりひとりを、厚くもてなすしか手はないです。
メディアは決して「タイの情勢が安定しています!」なんて報道してくれませんから。
マーケティング的に言えば、有効な手段は口コミキャンペーンしかない。
しばらくは地道に人気が回復するのを待つしかないですね。
タイの人は穏やかで良い人が多いですし、回復が早いことを祈ってます。
2 comments:
空港が再開したのはうれしいけど、次の政権でまた現新政府派よりの政府ができあがったら、またふり出しに戻ると思うけん意味ないな~。
それより新政権誕生までの間、単発的なテロがむしろ増えそうで逆に怖いな~。どさくさにまぎれて南部過激派の行動もあったりして。。
ま、どっちにしろタイには行くけどね。笑
ホント、次の政権がどうなるかだよね。内政と外交の適度なバランスを見出せるのか。。
いい加減、観光がダメージ大きいから、それは充分に分かってると思うんだけど。。ま、タイですから。。
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