先日、時代の変化:「男の隠れ家」の出版元が倒産というエントリーを書きましたが、
やはり雑誌のマーケティングというのは。定期購読を取っていかないと、とても難しいですね。
そういえば「定期購読」と言えば、先日、AMEXからTIME誌定期購読のオファーが来ていました。
なかなか良くできていたので、ちょっと紹介したいと思います。
こんな封筒で届きました。
アメリカン・エキスプレスのカード会員に向けたオファーのようです。
中身は、
- 「アメリカン・エキスプレスのカード会員さまへ」という挨拶文
- 「TIMEオファー/TIME定期購読申込書」
- 「返信用封筒」
の3点です。
オファーの内容・ポイントは、
- アメリカン・エキスプレス会員を知的欲求レベルの高い人種としてポジショニング(自尊心をくすぐる)
- TIME誌は知的レベルの高い情報を届ける雑誌としてポジショニング
- 1冊あたり76%OFF(店頭価格840円を200円)で自宅に郵送
- 最大200ポイントのアメックスポイントをプレゼント
以上の内容が、非常に美麗な文章で綴られています。
しかし、76%OFFって。。
このセールスレターのノウハウはさすがアメリカの雑誌ですね。
アメリカの雑誌と日本の雑誌の大きな違いは、定期購読率だと言われます。
毎号の特集内容で売り上げに大きなバラツキのある日本の雑誌は、
定期購読率の高いアメリカの人からすると感覚的にちょっと理解し辛いようですね。
日本の雑誌も売り上げ安定化のために、
定期購読キャンペーン、もうちょっとがんばって欲しいですね。
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