11.26.2008

タイ:国際空港閉鎖で観光に大打撃




今世界で最もホットな都市はバンコク(タイ)と言われていますが、
そんなタイの観光にまたしても大打撃です。

バンコクの玄関であり、タイのメインの空港である、
スワンナプーム国際空港が今現在、反政府派によって封鎖されています。
これまであったような(観光客に関係のない)単なるデモではなく、
一国のメインの空港の機能をストップさせてしまうのですから、大ごとです。



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タイという国はちょうど今現在、高度経済成長の真っ只中で、
様々な変化を潜り抜けています。経済しかり、政治しかり。


「絵に描いたような悪い政治家」であるタクシン前首相が国民に追われ、
現在ドバイに逃亡中。そのタクシンの親戚の人が現首相ですが、
これまた国民の反感をかなり買っているようでして、
いよいよ年末に向けてクーデターの可能性が高まってきました。



個人的にはタイがよりよい国になると信じていますが、
心配なのはむしろ観光ですね。政治の安定はなにより大切なことですから。
長期的に見ればプラス要因かと思いますが、
少なくとも今年の観光はかなり難しい状況でしょう。


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