11.24.2008

LAのホットなレズドラマ the L word 『Lの世界』


『Lの世界』っていうドラマをご存知でしょうか?
レズビアンバイセクシュアルの女性達を中心に据えて、その生の有様を描く群像劇。原題は 『the L word』 (ジ・エル・ワード)。この「L」とは "Lesbian" (レズビアン)や"Love"(愛)の頭文字。the L word→The worLdで『Lの世界』と邦題が付けられたとも思われる。舞台はアメリカ合衆国西部の大都市ロサンゼルスR-15指定を受けているため、中学生以下の視聴はできない[1]。シーズン6で終了し、その後アリス役が主人公のスピンオフがインターネット配信で予定されている。 wikipedia
ひとことで言うと、ファッショナブルなレズビアンたちの群像劇です。
たまたまツタヤで借りて見始めたんですが、
ドラマ中のファッションのクオリティや、高い文化度、脚本の素晴らしさには目を見張るものがあります。
(実話を元に描かれている部分が多いとか) とにかくセクシーでゴージャス!


今までこんなホットなレズドラマなかったと思うんですけど、
それ以上にこのドラマ、ある意味、色んな人の意識を変えちゃうんじゃないかな。


そんなドラマ、残念ながら日本にはないですよね・・・。
そこで、日本でこんなドラマが作れない理由を考えてみました。
  1. ファッションセンス (さすがハリウッド。やっぱり発信地)
  2. 文化や個人に対する高い意識レベル (コンテンポラリーアート、性のあり方の自由)
  3. 表現の自由度 (セックス描写、ちょびっとドラック描写)
  4. 制作費 (あの『華麗なる一族』よりもお金かかってると思います)

理由を並べてみて、思わず「がんばれ日本」と言いたくなりますが、
まぁ、こういうドラマが日本でも普通に見られるようになったこと自体が喜ばしいのかもしれません。。
(制作できるようになれば一番いいと思うのですが・・)
ゲイ(同性愛)に対する差別を減らす意味でも、結構こういうドラマとかって重要なんですよね。


ちなみに日本では“ゲイ”という言葉は「男性同士の同性愛」という意味限定で捉えられがちですが、
アメリカでは単に「同性愛者」を指す言葉としても使われます。
以下、ちょっと豆知識。
同性愛=ゲイ、ホモセクシャル
 (男の同性愛=ゲイ)
 (女の同性愛=レズビアン)
異性愛=ヘテロセクシャル、ストレート
両性愛=バイセクシャル


ゲイとかバイって、性的にマイノリティ(少数派)ですけど、個人的なレベルでは、
僕の友達には結構多いこともあって、特に偏見を持ったことはありません。
これはまぁもちろん、個人の感じ方の自由なんで、
嫌悪感ある人はそれはそれでOKだと思います。


このドラマをホットだと思うのは、もちろんレズビアンの人と、
割と性にオープンな人でしょうね。






2 comments:

hayashi said...

ずいぶん前の記事へのコメントで失礼いたします。私は20代のレズビアンです。「Lの世界」大好きで、kawasaki様の記事にとても共感いたしました。しかし一点だけ、ゲイに嫌悪感を持つ人はそれはそれでOKとおっしゃっていた事が引っ掛かりました。kawasaki様はたとえば友人同士の会話でそういった差別的な発言があった場合、それも良しとされるのでしょうか。ゲイに偏見はない、差別が減ると良いと言ったあと、嫌悪するのもOKというのは矛盾を感じます。嫌悪感や差別は、「その人の感じ方」より前に「正しい知識がない」事が大きな原因なのですから。・・・はじめての投稿で長々とすみません。セクシャルマイノリティ中心のドラマをヘテロの方が肯定的に見てくれるというのは嬉しいですし、特にkawasaki様のような視点を持った方の存在は大変心強く思います。ただちょっと気になってしまったのでコメントさせていただきました。

yuji kawasaki said...

hayashi様、コメントをいただいてとても嬉しく思っています。
おっしゃられるとおり、嫌悪感を持つということが、差別的である、また誰かを傷つけるという場合もあると思います。そして、そういった場合の嫌悪感や差別の大きな原因として「正しい知識がない」ことや、「偏った情報にしか触れていない」ということも、まったくその通りだと思います。
にも関わらず、僕は誰かがなにかを好きになったり、またはなにかに嫌悪感を抱いたりすること自体は、全くの自由だと思っています。(特に「Lの世界」は性的にやや過激な場面もありますので、そういった感情を引き起こす可能性はあります)
もちろん、差別を擁護する気はまったくありません。セクシャルマイノリティに対する差別は、社会や教育がまだ未熟であるから存在していると思います。
しかし差別をしている人はそのことに気が付いていません。彼らは「なんだかよくわからないけど蔑んでしまう感情」を持っているのです。それは教育のとても根本的な問題です。おそらく、hayashi様には分かっていただけるかと思いますが、親、学校、社会のあらゆる場面で、ほとんどの人は偏った情報にさらされ、誤った知識を形成しています。その結果、嫌悪感が生まれています。
ですので、彼らの感じ方そのもの、嫌悪感そのものを非難することではなく、どうしてその嫌悪感が生まれているのかという原因をオープンにしていくこと、正しい知識や、偏りのない情報をプレゼンテーションしていくことこそが大切だと考えるのです。
そのため、嫌悪感を拒絶するのではなく、その感情を認めた上で、その原因にアプローチできればと思っているのです。嫌悪感がある人には「嫌悪感がある」と認識してもらうことが、第一歩になると考えています。
もちろん、嫌悪感を示されて愉快な人などいませんから、そこには配慮が必要だと思います。・・・・すみません、長々と。