6.30.2009

ワーナーマイカル:映画を5回観たら1回タダ

WARNER MYCAL CINEMASポイントカード

TSUTAYAのTカードとの関係を終了し、

前回は「6回見たら1回タダ」だったのですが、
今回は、5回でOK。

参加料として100円最初に要るみたいです。ちょっとケチ・・・。(そこで100円とる意味がわからない)
尚、インターネットで座席を購入できるe席リザーブでは無料になりません。
(ポイントを貯めることはできる)


Tカードを持っている人にとっては、
  • Tポイントが貯まる
  • 勝手にカウントしてくれる
  • ポイントが貯まればe席リザーブの際に使える
  • ポイントカードを持ち歩かなくて良い
といったメリットがあったんですが、
今度から回数は減ったものの、総合的にはちょっと?な変更ですね。
別に映画館はワーナーマイカルだけじゃないですからね。。


そんなことよりもワーナーマイカルは、
e席リザーブの際の手数料をタダにしたらどうでしょう。理屈としては人件費がかからないわけだし。
映画のために並ぶなんて時代遅れなことをパスできる、良いシステムなんですけどねー。


6.29.2009

“全員経営”という幻想


服を変え、常識を変え、世界を変えていく

でおなじみの、ユニクロを経営しているファーストリテイリングの社長、
柳井さんがNHKの番組に出てました。

たまたまHDに録りためたもので、目に付いた。
勝間さんという最近イケイケの評論家が、ドラッガーの経営哲学に沿ってインタヴューしていた。

ユニクロでは店長にほとんどの裁量があり、現場で考えることが大切etc....


ぼーっと見てたんですが、ちょっと気になったのは、
全員経営をしなきゃだめなんです的なことを柳井さんがおっしゃっていたこと。
そしてそれを社内スローガン的に使っていたことです。


よく聞くこの「全員経営」という言葉ですが、
もし本気で信じているとしたら、限りなくバカバカしいことですね。


経営者の気持ちとしては非常によく分かるんですよね。
要するに、「みんな俺みたいにモノを考えてくれ」ということですから。
このことを言っている会社は多いと思いますが、
この言葉を聴いたとき、
「あの柳井さんでも、裸の王様になるのか」としみじみ思いました。


人にはそれぞれ向き不向きありますから、経営という言葉にピンとこない人は多いんじゃないでしょうか。
「全員経営」という経営者の気持ち寄り100%の言葉で、
「会社のことを考えて行動してくれ」ということを伝えようとしているなら、
あまりにモノの見方が一方的ですね。



6.23.2009

“あたりまえ”の美しさ

なじみの紅茶屋さんで、深い話になりました。


マスターがまだ修行中の身の頃のお話。
コーヒーをたてては、師匠に確認してもらっていました。
毎度、師匠は「苦いな」とか、「違う」とか、
そんな風に、なかなかOKをだしてくれません。
ただ、ある日、「これはよくできてる」とひと言。
修行中のマスターは、すぐさま味を確認しました。
・・・とりたてて、“普通”の味だったそうです。
師匠の言いつけをまもり、マスターは日々、
その“普通の味”が出せるようになるまで腕を磨きました。


「今ならわかるんです。“普通”に感じられる、っていうのは、スッと入ってくる味なんです。」
「苦すぎず、浅すぎず、ちょうど良い。それがわかるようになったのは、後のことです」

「なんの特徴もなく感じられることが、その人にとって“ベスト”なんです」



こういう下手したら見過ごしてしまいそうな職人の話、好きです。