もちろん、人はそれぞれに、考え方や背景が違っています。
そんな中で、相手のことを知って、文化を尊重したり・・・というのは、基本的なことですが、
いろんな文化の人と、上手に付き合うことができたら、
きっと面白いものを発見できたり、創造できたりするでしょうね。
さて、そんなコミュニケーションの取り方ってあるでしょうか?
旅人なら、誰しも直観的にわかっていることですが、それは、相手に「聴く」こと。
なにを美しいと思うのか?
どんな時、嬉しいのか?
どんな時、悲しいのか?
何を期待して、何を期待していないのか?
相手の話に耳を傾けることが、コミュニケーションの第一歩であり、そのものですね。
世の中には、いろんな「コミュニケーション本」があります。
僕にもお気に入りが幾つかありますが、中でも、
もし異文化の人と徹底的にコミュニケーションを円滑にする奥義を知りたいなら、
この本をオススメします。
一般的に「コーチング」と言えば、
なにかの成果を達成するツールとして紹介されがちですが、
もちろんそういった効果もありますが、
本質は「相手に聴く」ということを体系的に掘り下げたテクニックの集合です。
そして、「聴いた」ことを、鵜呑みにする、ということではなく、
アイデアを持ち寄り、創造的な関係へと発展させる方法なのだ、とこの本は教えてくれます。
一見、なんの関係もないように思われるかもしれませんが、
異文化とコミュニケートしてアレンジすることで成果を生み出そうとしている人にとっては、
うってつけの本かもしれませんね。