10.17.2011

ほしいものがほしいわ

確か、モノが溢れた日本のバブル期に、西武百貨店のために糸井重里さんが書いたコピーだったと記憶してる。

ほしいものがほしいわ


これって、今の時代に、もっと当てはまってるような気がする。特に最近は、ITと呼ばれる分野にそれを強く感じる。

僕自身、前は「ガジェット好き」だった。いわゆる電子手帳的なものが大好きだった。それらがなにを実現してくれるのか、という未来にわくわくしたものだ、

だがモバイル通信と、インターネットがすべてのルールを変えた。

ネットワークが主導権を握るようになってから、各デバイスは単なる手段に成り下がった。それも当然だ。ネットワークという上位概念がワーク(機能)し始めたからだ。
それまでは、各デバイスが各ワークの最重要ポイントだった。いかに賢いパーソナル・データ・アシスタントを使うかが勝負だったのだ。

今や各デバイスは、一通りの能力を備えている。文字が読み書きでき、カレンダーの概念があり、動画、画像、音楽の再生と編集が可能だ。無論インターネットに繋がり、成果物をやり取りできる。

もう本当に、あとはなにを書いて、なにを作るかが大切になってきた。いや、ずっと大切だったけれど。

ネットワークという上位概念がすべてを変えた。
まぁ、それを、インタラクティブと言ったり、Web2.0と呼んだり、シームレスだ、フラットだユビキタスだと言葉を変えてみて、はたまたプラットフォームだクラウドだとか呼び始めたり、なんでも構わないが、いよいよ我々は

ほしいものがほしいわ


という時代に到達しようとしている。
ここしばらく、エンジニアの時代だったけれど、それももうそろそろ終わりそうだと予感している。


技術的なことば遊びを止めて、
なにがほしいか、からスタートしなければ、
もうこれ以上のモノもサービスも
「ほしくない」時代なのだ。

2 comments:

紅茶屋の店長より said...

紅茶屋の店長です。始めて投稿します。
ご自身の生活が満ち足りたならば、
いまだ物やサービスが行き届かない自分以外の人たちのために、何らかの行動を起こす時期ではないでしょうか。

yuji kawasaki said...

確かに!